■山形造
 私は建築に詳しくないのでこれが本当の呼び名かどうか分かりませんが、先述の資料三冊にはそれぞれ「破風が山形になったもの」「切破風」「山形造」となっていますので、私も「山形造」を踏襲します。
 これは比較的小さな社で見られる形態で、屋根など高所にまつられた際には、むき出しのままではなく社が風雨にさらされないよう覆いをつけたものが多かったようです。市内で現存するものではほとんどが下に降ろされて堂内に納められた形態が多く見られます。
 また、上記の社が大型化したものも散見され、かつて昭和区北山本町(昭和-廃社)にまつられていた社はこの造りですし、西区枇杷島(西-46)の社も破風部分が前にせり出してしかも丸みがかってはいますが、このタイプに入ると思います。
 代表的な社は、中区平和(中-4/廃社)、東区泉(東-廃社)、東区東桜(東-廃社)。清須市には新調後も祭礼をおこなっている社(西枇-9)があります。

<1>中区平和(中-4/形骸)
中-4












<2>東区泉(東-廃社)
010915東区泉











<3>東区東桜(東-廃社)
東-廃社:東桜






<4>西枇杷島m町北二ツ杁(西枇-9)
西枇-9









<5>昭和区北山本町(昭和-廃社)
昭和-廃社/北山本町