■流造
 この社は頂上部から手前側に流れ降りてくる破風の曲線が美しい社殿形態です。市内の屋根神さまのなかでは現在、屋根に存在するものはありませんが、西区菊井(西-18)では唐破風造の覆いのなかにこの流造の社が納められています。菊井周辺には唐破風造の社が多い地域ですが、この神さまは際立っています。一体型のようですが、よく見ると内部に「本体」があり、個性的な社といえます。これも集中地域に見られる競争意識が生んだたまものといえるのかもしれません。しかも社の屋根は今では珍しい桧皮ぶきです。
 代表的な社は、西区菊井(西-18)、西区栄生(西-33)、西区押切(西-43)、中村区名駅(中村-5)
 ※西-18、33、43の写真は社が鞘堂の中に入っているので写真では見られません。実際に現地に行かれ実物を見て下されば、その立派さが、特に(西-18)は、分かります。

<1>西区菊井(西-18)
西-18












<2>西区栄生(西-33)
西-26












<3>西区押切(西-43)
西-43











<4>中村区名駅(中村-5)
中村-5