ー社自体は昔のままなんですが、社の下の部分が新しくなっています。屋根神さまのおまつりのやり方が変わったということは?
 私が平成16年から町の氏子総代として務めさせてもらっているんですが、その前々から、(祭具入れの木箱が)大変重いしもう少し軽くすることはできないだろうか、ということで、三方とか幕、榊の瓶を持ち運んでやっておりましたから、もう少し便利な方法でできないかと考えておりました。今こちら(社)の下のところに(備品入れを)大工さんに作ってもらいまして、その中に三方、榊の瓶、洗米の皿を収めて戸を閉めるようにしました。ただ私の計算違いで、提灯が真横に収まるようにした入れ物を作ればよかったけど、どうしてもここから出るんですわ、道路に。苦肉の策で三方の上に載せて戸を閉めると。ただ、ここに入れてしまうと当番が分からんから、鍵を当番の方に渡して、そこに年間のまつる日をパス入れにつけまして、現在は続けております。
 お供えものの話ですが、町内と個人でどちらがいいということですけども、私は町の会計もやりましたが、いまでは町の会計のなかで3分の2弱くらいは神さま費です。その上にお供えまでもそこから出すとなると大変です。現在も当番の方にお供えを持って来ていただいて、終わったら持ち帰って家で召し上がっていただくということで続けております。今までのように提灯や祭具を箱に入れて、その上にお供えまで持って運ぶとなると大変です。今では鍵とお供えを持ってくるだけでいいので、皆さんに賛成していただいております。

※2010年3月6日に開催されたセミナー「残そう! 屋根神」の講義録を連載形式で掲載いたします。