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神楽屋形を見るのは簡単なようで簡単ではない。

稲荷者祭礼の行われる名古屋市港区では、十月初旬から後半にかけて毎週のようにどこかでかん高い太鼓の音が響き渡る。

東海通は一つの場所で三台見られる「おいしい場所」だ。
でも神社間が離れており、なかには同日同時間帯に巡行を開始するところもあるから、見学するだけで数年を覚悟しなくてはいけない。
しかも文化財級も存在するので、天候が悪いと即アウトだ。

「神楽寄せ」
神社や公共施設地域を新しくすると、つきあいのある周辺の村々がお祝いとして神楽屋形を引いて勢ぞろいする。
何台もの神楽屋形が一堂に会する場面を想像しただけで、神楽囃子のかん高い音が耳の奥によみがえってくる。

毎年七月に開催される「みなと祭」ではその年に選ばれた三地域の神楽が開会式に花を添える、「ミニ神楽寄せ」の雰囲気だ。
ポートタワーを背に新旧のコントラストは最高だが、やはり本格的な神楽寄せを一度は見てみたいものだ。

写真は愛知県名古屋市。