140413熱田区高蔵結御子神社5

高蔵神社本殿の正面から右側を見ると、奥に大きなクスノキが立っている。

さすがは保存樹に指定されているだけあって幹回り樹高ともに見事なもので、見上げながら「すごいもんだなぁ」と声が出てしまう。

近くに行ってみると柵などはないが周りを石に囲まれ、手前に小さな祠と賽銭箱がある。

注連縄が張られた大楠の樹皮を触ってみた。
「気」のようなものは感じられないが、年月を経て丸々と育った幹はちょっとやそっとでは動じない、頼りがいのある、どんな願いでもかなえてくれそうだ。
まさに神木たるゆえんである。

ちょうど目通りのあたりに空に向かって生えた細いヒコバエに小さな鳥居がたくさん吊るしてある。

奉納者と願いが書かれたミニ鳥居。

明らかにクスノキに願掛けしているものである。
ということは、クスノキは参拝者の願いをかなえてくれる機能を持っているようだ。
高蔵神社とは違った神格、「楠神」である。

写真は名古屋市熱田区。

※参考文献
名古屋市農政緑地局「生きている文化財 なごやの名木」1987