160825天国津彦比彈1

大塩八幡宮の本殿右側に鎮座する天国津彦神社と天国津比弯声辧
祭神は伊邪那岐命と伊邪那美命の夫婦神であることから縁結び、和合の神としてまつられている。

木造の社殿は大変古く、軒部分に掲げられた扁額の文字はすでに読むことができない。
まずは参拝。

祭神と由来について書かれた小さな案内板をメモしていたときだ。
背後に息づかいの荒いひとの気配を感じたので振り向くと、なんとお巡りさんだった。
あいさつしようと思ったら先に、「あの自転車?」と声をかけられた。
鳥居近くに立てかけておいたFATBIKEのことだ。

「はい」
「どっから来たの?」
「名古屋です」
「えっ?」
「名古屋からですけど、王子保駅まで自転車運んできたんですよ」
「あぁ、輪行して。それにしても太いタイヤだなぁ」

越前訛りのお巡りさんは自転車に詳しく、FATBIKEの説明をひとしきりすると何だか納得したような表情をしていた。
僕が社殿に向かっているとき無言で近づいてきたのは、賽銭ドロなら現行犯でお縄にしてやろうとでも思っていたのだろうか。
でも持っているのがペンとノートだったから、実のところお巡りさんもホッとしたのかもしれない。

いま考えれば通報があったのだろう。

写真は福井県武生市。

160825大塩八幡宮5