160825高岡神社1

「式内社調査報告」によれば越前国敦賀郡の高岡神社と考えられている論社は三ヶ所。
敦賀市砂流の高岡神社と同市高野の白山神社、そして大塩八幡宮内の高岡神社である。

同じ伝承が残る論社が三社あることは式内社では珍しいことではないけど、山深い木ノ芽峠を挟み以西に二社、以東に一社というのはにわかに信じがたく思われる。

JR北陸本線は敦賀駅を出発するとすぐに北陸トンネルに入る。
日本で二番目に長いといわれるトンネルと抜けると同じ敦賀郡とはいえ違和感を感じるものがある。
その最もたるものは言葉かもしれない。
敦賀市内で聞かれた関西の言葉は聞かれず、どことなく東北なまりに近い越前の言葉に変わるのだ。
山が境界となって文化を分断してしまっているようだ。
だからこそ僕個人の直感として、同じ伝承を持つ神社が峠をはさんで存在することが信じがたく思われるのだ。

大塩八幡宮の高岡神社は本殿に向かって左側に鎮座する。
まずは参拝。

案内によれば祭神は素戔嗚尊、創建年代は不詳。
もとは本殿東南方向の高岡峰に鎮座していたそうだが、江戸時代に現在地にまつられたという。

写真は福井県越前市。

160825高岡神社由緒