190130若倭神社1

浜松の銘酒「花の舞」
これまでも浜松に行くたびに買ってはいたが、浜松出身の義兄が駅ビル「メイワン」に浜松土産を集めた場所があると教えてくれたことがきっかけで、そこのしぼりたて生原酒を買うのが恒例となった。
しかし毎度駅ビルで買ってばかりでは味気ない。
一度蔵のある場所を訪ねてみたいと思っていた矢先に、最寄り駅である天竜浜名湖鉄道宮口駅に降り立った。

蔵の近くに鎮座する若倭神社。
「花の舞」本社蔵を通り過ぎて右手にみかん畑、左手に竹やぶの小道を奥に進むと「新興社」と書かれた山車蔵に隣接して小さな社が鎮座していた。
手を合わせるが、扁額には八幡社と書かれており若倭の社名は見当たらない。
横に立つ万葉歌碑の説明を読むとその答えが分かった。

「わが妻はいたく恋ひらし飲む水に影さへ見えて世に忘れらじ」

この歌を詠んだのは防人に徴兵された同地出身の若倭身麿。
麁玉郡の役人の息子で郡家はこの付近にあったという。
八幡社ももとは若倭神社だったそうだから、若倭部氏の祖神をまつった神社がいつしか八幡社に変わってしまったのだろう。

話を戻して花の舞だが、近くに蔵元直売所があったので、喜び勇んで出かけたものの水曜日はあいにく定休日。
結局浜松駅でいつもの生原酒を買って帰ることになったのだった。

写真は静岡県浜松市。

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