【FATBIKE古社巡礼!】出雲国「プチ移住」日記、17日目。
自転車の旅って人生そのものだと思う。
登りもあれば下りもある。
そしてその先に快楽がある。
その快楽とは、温泉。

と、ここまで書いたら疲れて寝てしまった。
というより、ひどい酔いが体全体に回ってしまったので、どうしようもなく書くのをやめざるを得なかった。
しかもキャンプ場のテントのなかで。

昨日は初めて、古社巡礼のなかにキャンプ泊を取り入れてみた。
四年間で初めてのことだ。
予約しておいたのは奥出雲・玉峰山の中腹にある「玉峰山森林公園キャンプ場」
ちょうど当日最後に訪れた伊賀多気神社からは一時間以内で到着できるところなので場所的には悪くない。
その前に激坂の登りというおまけがついていたが。

キャンプ場へ行く前に玉峰山荘で温泉に入浴。
前日のブログに書いた快楽、すなわち温泉である。
途中、道路端の温度計は三〇度を示していた。
乾燥していたとはいっても登り坂の多い一日だったから、まさに一日の走りを締めくくる温泉は汗をすべて洗い流してくれた。
本当にありがたい。
これまで温泉にありがたみを感じることは皆無で、わざわざ行こうなんて思うことすらなかった。
それが松江に来て変わったのだ。

浴後は近くの酒蔵で買っておいた原酒を楽しみにキャンプ場へ。
設営を終えたところ、神戸からバイクで来たという先客と一杯やることになった。
そのお兄さんなかなかの好人物で、関西人らしい軽妙な語り口を聞きながらあれよあれよという間に杯が進み酒瓶一本が空。
それからやめればいいのに、お兄さんが大好きな芋焼酎をあおったもんだから、疲れた体にそれを受け止められる余裕はなく、完全にノックアウト。
ブログどころではなかった。

そのせいか今朝はとてつもなく体がだるく、神社巡りどころか自走で松江に戻ることも無理と判断。
しかも飲み物は飲んだそばから吐き出してしまうような最悪のコンディションときてる。

幸い、キャンプ場から二十分ほどの距離にJR木次線亀嵩駅があった。
次の電車は一時間半後。
輪行をセットして駅前のベンチでひと眠り。
そうこうするうちに電車がやってきて昼前には松江のマンションに到着することができた。

ちなみに昨日飲んだ原酒、アルコール度数が十九度もあった。
走り終わった達成感で酒を飲むのは楽しい。
でもさすがに激坂が連続した昨日には原酒は強過ぎた。
今後の教訓。
走ったあとの酒は加水してあるソフトなものにしておこう。
失敗からひとつ学ぶことができた。