今日の松江は僕の知る限り最高気温は31度以上。
出雲市内から松江に戻る途中、道路端の温度計がそう示していたから、通りで暑いはずだった。

僕が松江にやって来た五月七日以降、雨が降ったのは二日だけ。
毎日天気がよいのはありがたい半面、農家のひとたちにとっては恵みの雨が少ないのが作物の生育状況に関わってくるので気が気でないと思われる。
幸い、明日月曜日の晩から火曜日にかけては雨の予報なので恵みの雨になるはずだ。

さて、今朝は今回の古社巡礼で最大イベントになる出雲大社に参拝した。
午前六時十九分発の一畑電車にFATBIKEごと乗り込み、出雲大社に到着したのは七時半。
朝早くとはいえ参拝客は思った以上に多い。
朝の静かな雰囲気のなか耳慣れない四拍手が境内の所々に響き渡る。

予定通り、大社、命主社、三歳神、日御碕神社、来阪神社の順で参拝。
その時点で時計は午後十二時半ころ。
ならばと思い、一気に松江まで走ることにした。
そう今日は十年に一度の「ホーランエンヤ」の還御祭。

十八日、二十二日ともに見逃しているので、今日こそはと急いで松江に戻ってきた。
自走である。

大橋川に向かうと橋や堤防から船の写真を撮るために陣取ったひとたちが多く、あとから来た僕が入る隙間はない。
スマホを取り出して数枚撮ってみるが櫂伝馬船の周囲にひとが映り込んでしまう。
周囲のひとの姿を入れないようスマホ画面を指で拡大したら、ようやくまともな一枚をものすることができた。

松江到着翌日から地元の新聞で関連する特集を目にし、また櫂伝馬船を出す五大地近くを古社巡礼の際に実際通っているので、ひと目でもホーランエンヤを見たいと思っていた。

松江滞在の日程終了が迫りつつあるなか、古社巡礼のペースを上げていかなくてはいけない。
ラストスパートの時期が来た。
だから大橋川に浮かぶ櫂伝馬船をひと目見られて、なんだかほっとした気分だ。