隠岐の島に来ている。

名古屋からではなかなか来れない場所なので、出雲国の式内社を巡ったついでに隠岐の島にも渡れないか、名古屋にいると行きから密かに計画をたてていた。

初めての隠岐の島。
しかしおいそれとは島に渡らせてはくれなかった。
昨日のブログに書いたように、松江から乗る予定だった山陰線に大幅な遅延が発生。
米子から乗った境線はあろうことか踏切事故のためいつ動くか分からないといわれた。
そのため境線弓ヶ浜駅でFATBIKEを組み立て一路、境港へ。
乗船券販売の職員に「え〜自転車ですか?」と、乗船間際にそんなこというなよ的な言い方をされたが、どうにか輪行状態なら大丈夫とお墨付きをいただいた。

境港からフェリーで四時間、隠岐の島島後の西郷港に到着。
西郷港では雨がしっかり降っていた。
幸い宿はターミナルからそれほど遠くない。
漁師風のご主人はとても優しい方で、自転車が雨に濡れないように配慮して下さっただけでなく、夕食を持参していない僕を車でスーパーまで連れて行ってくれた。
トラブル続きだったけど、なんとかやって来た隠岐の島。

早速今朝、早朝から回りたいところだが、窓の外にはしっかりと雨が降っている。
天気予報によれば隠岐地方は雨のち晴れの予報。
その予報通り七時に外に出てみるとなんとなく空は明るくなってきて、雨もほぼ止んでいるといっていい状態だった。

島後の隠岐の島町には周吉・穏地の二郡があり、神社数は七社。
式内社が近接している都市部だと楽勝な数だが、ここは隠岐の島である。
実際、走ってみるとアップダウンが多い。
これが本土なら単なる苦痛だろうが、何度もいうようにここは隠岐の島である。
両サイドが森のように木々が繁茂する道路を抜けた先は湾口で、コバルトブルーの海が広がるのだ。

しんどい半面、海に救われた島後の式内社。

しかも今日だけでも大きな神社を意味する名神大社は二社。
一日で出雲国を越えてしまったのだ。

隠岐の島に名神大社が多いこと、明らかに神(人)名を冠した神社が多く島後には社名に「酢」の文字が入った神社があることが謎である。
しかも神社の境内には古墳があり古社巡礼ファンとしては興味が尽きない。

明日は島前。
今日一日張り切ったので明日はのんびりとフェリーターミナルに向かおうと思う。