四月から三ヶ月間休職して、七月に復職した。
いろいろ考えた末、もとの職場に戻ることになった。
少しずつ現場の仕事を始めひと月がたち、八月からは夏休みということもあってさらに仕事が増えることになった。

休職中の三ヶ月間はもちろん仕事をしていない。
自分がやろうと考えたことを計画的にやってはいたので、何もやっていないわけではないけど、それは仕事ではない。
これまで三ヶ月もの期間、仕事をしないなんて状況はなかったから、仕事に対する気持ちや考えがかなり萎えてしまっていた。
休職期間に入ったころ、もう仕事なんてしたくない、と真面目に考えていたし、いきなり以前のように休みなく働くことが怖かったのも事実。

七月からは仕事数を徐々に増やして体を慣らして行こうと考えた。
五月から六月にかけての松江「プチ移住」期間にずっと自転車に乗っていただけあって体力はついていた。
今後も引き続き古社巡礼を続けていくとなると、今まで以上に標高の高い山に登ったり長距離を走ったりする可能性がある。
そのためには体力維持も必要となってくるのだ。

そこで以前の職場の仕事に加えてスポット的に新しい仕事を入れてみることにした。
七月にひとつ始めて、八月からはもうひとつ始めたので、もとの仕事と合わせて計三つの仕事を稼働することになった。
もともと介護の仕事をしていたけど、あとのふたつも体力仕事である。
いまはまだしんどいが、慣れるしかない。
その代わり、日曜日と月曜日は完全にフリーだから、古社巡礼や式内社に関する勉強に当てる時間にしたい。

松江で暮らしたひと月は四十路の僕に自分がまだ変われる自信を与えてくれた。
古社巡礼だけでなく、三つの仕事を同時にこなすことも変わった自分の新しい挑戦である。