昨日、美濃国の古社を巡った帰りのこと。
無事に名古屋まで帰ってきたのはいいが、家に着いてからタイヤの空気が抜けてペコペコになっていたことに今朝になって気づいた。

仕事に出る前、タイヤレバーを使ってリムからタイヤの片側を外しチューブを取り出した。
ついでにタイヤの裏側を入念に触ってみた。
パンクの原因となる何かが刺さっている可能性もある。

タイヤが太い分、走っていると色々なものを踏んでしまうことがある。
結構な大きさのクギがタイヤに向かって垂直に刺さっていたなんてこともあった。
まあ、そんなことは稀だけど、一時期、よくパンクしては旅先で修理をした。
FATBIKEのチューブには穴を塞いだパッチが何カ所も張ってあるから、痛々しい姿から逆に懐かしさがこみ上げた。

ところで、タイヤの裏を点検しても何かが刺さった形跡はなかった。
チューブに直接空気を入れて膨らませてみた。
耳をそばだてるとかすかに空気が漏れる音が聞こえる。
場所を探すと、なんと以前パンクした場所だった。
修理用パッチの経年劣化のようだ。
張った部分がカピカピに固まっていて、塞いだ穴とパッチの間に隙間ができていた。
そこから空気が漏れていたというわけだ。

古いパッチをはがしてその跡をサンドペーパーでこすり糊面をきれいに取っていく。
あらかた取り去ってから新しいパッチを張った。
念のため、バケツに入れた水で点検してみたけど、穴はその一ヶ所だった。
チューブをヤスリがけしながらもしこれが長良川沿いを走っているときだったら...と考えると恐ろしい。
残暑が厳しいさなか、FATBIKEをひっくり返してパンク修理なんて想像もしたくない。

その前には静岡を訪れた帰りにハブの故障でタイヤが動かなくなることがあった。
それが林道を走っている最中だったら、と思うと背筋が凍る。
遠州鉄道の駅から近い場所だったからよかったものの、熊注意の看板さえある林道では途方に暮れてしまったことだろう。

昨日も前回も運がよかったのだ。
ありがたい。