「Casaブルータス」十二月号の特集は「日本の聖地一〇〇」
このなかに香川県の神社として金刀比羅宮とともに神谷神社も取り上げられている。
当社の本殿は鎌倉時代に建造。
「三間社流造」としては日本最古とされる。
雑誌の解説によれば「神社建築の様式のなかでも最も一般的とされる流造のうち、正面の柱が4本、柱間の間口が3間あるもの」が三間社流造なのだという。

そんな国宝の全貌をこの目で確認したいと思ったけど、本殿は拝殿によってしっかりガードされているので隙間からのぞくようにしてしかその姿を拝むことはできなかった。
正面がダメならせめてうしろ姿だけでも...
国宝であるおかげか、神社の後方にはキレイなトイレが設置されている。
トイレを使わせてもらったあと、神社方向に視線を移すと桧皮葺の三間社流造のお社が鎌倉時代の武家のようにキリッとした姿で鎮座していた。

坂出の市街地から神社までは少し距離があったように記憶しているけど、本殿が国宝であることから神社への道のりの途中には看板が立っており道に迷うことはなかった。
神社の場所はちょうど二つの山が重なる谷筋にあり神社の脇には神谷川が流れる。
一の鳥居から拝殿まで395歩。

境内を山側に歩いていくと「影向石」という大きな石がまつられていた。
その昔、神谷の渓谷にあった深い淵から一人の僧が現れ、淵の傍にあった大岩の上に祭壇を設け天地の神さまをまつった。
それが神谷神社の創始であると由緒に書かれている。