残暑厳しい九月半ば。夕暮れが近づくも暑さが退く気配はない。住宅地を抜ける道で前から来た自転車の男の子がこんにちはと挨拶して通り過ぎた。水晶山の麓、風が木々の間を吹き抜ける。窓のない吹きさらしの拝殿。その上側に鎮座する本殿は広い境内に比べて小さく感じられた。