名古屋発! 町の神さま考

FATBIKEで巡る古社巡礼の旅...

名古屋市西区:枇杷島

【屋根神】西区枇杷島/西-48/廃社

100501西区枇杷島1cl2100501西区枇杷島1cl1







西-48
所在地:名古屋市西区枇杷島
    Nagoya-shi Nishi-ku biwajima
祭 神:秋葉・熱田・津島
場 所:美濃路沿・屋根
向 き:南
祭礼日
氏神社
地 図西区の屋根神さま所在地(Google Map)
メ モ:廃社ではないが、現在祭祀は行ってはいない。

・15年4月2日
廃社確認。

・10年5月26日
 写真を変更しました。市内の美濃路に残る昔ながらの社ですが、残念ながら、現在はおまつりを行っていません。

【準屋根神】西区枇杷島/西-47

100501西区枇杷島3cl2








西-47
所在地:名古屋市西区枇杷島
    Nagoya-shi Nishi-ku biwajima
祭 神:秋葉・熱田・津島
場 所:神域内台上
向 き:南
地 図西区の屋根神さま所在地(Google Map)
祭礼日:正月、月次祭、秋葉祭
氏神社
メ モ:月次祭の片つけの際にも篝火を焚いています。

・10年5月14日
 写真を変更しました。

・10年5月1日
 月次祭を訪れると飾りつけは提灯のみで供え物はありませんでした。以前、「お供えは置いとくと持ってかれちゃうから、すぐに下げて、夕方かがり火を焚くときにまた供えるよ」と聞いたことを思い出しました。

・10年2月14日
【区分】「屋根神」→「準屋根神」

・05年4月15日
 西区枇杷島には月次祭のあとにかがり火をたく地区があります。庄内川西側の住宅街にまつられてある秋葉社では毎月行なわれる月次祭のあとに当番の人々が集まり、社殿の前でかがり火をたき歓談する光景が見られます。
 この秋葉社は一般的な屋根神様と同じ「秋葉、津島、熱田」の三社をまつっていますが、主神は秋葉社で中心にまつられています。
 また、地域で行なう主な年中行事としては、1月1日(正月には神主を呼び神事を行なう)、11月23日(熱田区の秋葉山円通寺にて町内有志とともに出かけお札を受ける)、12月16日(町内の人々総出で秋葉祭を行なう。そのときに生きた鯉をお供えするという)があります。
 準備を行なっていた方の話では、以前は月次祭のあとには太鼓をたたいて子供たちにお菓子を配っていましたが、町内会長が代わるごとにだんだん省略化されてきて現在ではかがり火をたくのみとなったそうです。
 なお、当日は夕方16時半前に町内の人々が出てきてお供えを行ない、かがり火用のカゴを準備。そして神主の代わりに当番の方が祝詞を上げていました。神事が終わったあとはかがり火を囲んで歓談していましたが、地域の連絡ごとなどを話し合っていましたので、月次祭の片付け以外にも地域内のコミュニケーション手段となっているようでした。
枇杷島












・01年10月27日
 公民館横。社殿は流造で南向、破風の下に秋葉神社の神紋。神域には常夜燈と玉垣がある。「枇杷島通三部町内会」。

【屋根神】西区枇杷島/西-46

100501西区枇杷島2cl1








西-46
所在地:名古屋市西区枇杷島
    Nagoya-shi Nishi-ku biwajima
祭 神:秋葉・熱田・津島
場 所:屋根
向 き:東
祭 礼:正月・月次祭・八幡社祭礼日・秋葉祭
氏神社:八幡社
地 図西区の屋根神さま所在地(Google Map)
メ モ
080315枇杷島1西-46:秋葉
※写真<左>は通常の月次祭、<右>は秋葉祭の風景。

・10年5月13日
 写真を変更しました。

・10年5月1日
 月次祭当日に訪れました。社の下にはきれいにお供えが盛られていました。
100501西区枇杷島2cl2








・02年07月13日
 枇杷島八幡社の「天王夏祭り」にあわせてお祭りを行う。当日は雨天なので、提灯はなく、お供えだけ。

・01年12月30日
 30日時点で門松、お札、しめ縄の準備あり。お供は31日に行うとのこと。

・01年12月15日
 屋根神さまを設置している家の方によると、もとは違う家の屋根にあったものを移設したとのこと。150年くらいになるのではないか。小原さん宅に移り40年ほど。「ここの神さまのことは昔から“屋根神さま”と呼んどったよ」

 毎月1日、15日に月次祭を行い、12月16日の秋葉祭にはかがり火をたく。札受けは12月30日に1日で津島神社、熱田神宮、秋葉山円通寺を回る。正月飾りは12月31日の昼から夕方にかけて行う。
 現在は3組(1組10〜12軒)で、半月交代で行っている。

【屋根神】西区枇杷島/西-50

西-50










西-50
所在地:名古屋市西区枇杷島
    Nagoya-shi Nishi-ku biwajima
祭 神:秋葉・熱田・津島
場 所:美濃路沿・ベランダに神さま用のスペース
向 き:南
祭礼日:秋葉祭のみ
氏神社
地 図西区の屋根神さま所在地(Google Map)
メ モ:秋葉祭のみで月次祭は行わない。

・03年1月01日
 元日の朝には社下部に机を置き、餅などの供物をお供えます。
西-50






・02年1月01日
 祭神は秋葉神社、熱田神宮、津島神社の3社。もとは屋根の上にあったが、建て直したときにビルの中に入れた。当番は2組・半年交替でおこなう。

【準屋根神】西区枇杷島/西-54

西-54












西-54
所在地:名古屋市西区枇杷島
    Nagoya-shi Nishi-ku biwajima
祭 神:秋葉・熱田・津島
場 所:庄内川堤防下・台上
向 き:東
祭礼日:正月・月次祭・秋葉祭
氏神社
地 図西区の屋根神さま所在地(Google Map)
メ モ:主神は秋葉神社。写真右下は賽銭箱(現在はありません)。

<更新情報>
・10年2月14日
【区分】「屋根神」→「準屋根神」

・08年12月16日
 例年通り、午後2時より秋葉祭を行いました。

 2002年よりほぼ毎年訪れていますが、今年ははじめて神主さんと話ができました。「神主」というより「修験者」の方が似合うような「御嶽教」の方々です。かつて枇杷島で青果市場がにぎわっていたころ、問屋町の中に御嶽教の講社がたくさん存在していたようです。もともと枇杷島は覚明行者とゆかりが深く御嶽信仰が盛んであるそうです。こちらの町内との結びつきですが、先達の方が町内に住んでみえるので秋葉祭で祈祷を行うようになったといいます。お経ですが、私は不勉強のためよく分からないのですが、「これは本当は秘密であとを受け継ぐものだけに代々教えてきた」といわれる経本をもとに、神道の「祝詞」から次第に仏式になり(三條錫杖経)不動明王や観音さまのお経へと移り、最後は般若心経で締めくくり(私にはそうみえました)終了しました。

 私はこれまで多くの屋根神さまで秋葉社の祈祷・お祓いを見てきましたが、神社から神主が来る場合があれば、お寺からお坊さんが来ることもあり、今回のような修験者の方が来る場合もある。これは秋葉信仰自体が神道(秋葉神社)でもありまたお寺(秋葉寺、可睡斎、円通寺)でもある、本山の事情と重なって末端でも神仏混合形態が見られるようです。

・07年12月16日
biwajima

【準屋根神】西区枇杷島/西-53

090515枇杷島2-1








西-53
所在地:名古屋市西区枇杷島
    Nagoya-shi Nishi-ku biwajima
祭 神:秋葉・熱田・津島
場 所:地蔵堂横・台上
向 き:東
祭礼日:正月・月次祭
氏神社
地 図西区の屋根神さま所在地(Google Map)
メ モ:隣接する地蔵堂では毎年8月15日に祭礼を行う。

・10年2月14日
【区分】「屋根神」→「準屋根神」

・09年6月16日
 写真を変更しました。

【屋根神】西区枇杷島/西-49

西-49:旧biwajima








西-49
所在地:名古屋市西区枇杷島
    Nagoya-shi nishi-ku biwajima
祭 神:秋葉・熱田・津島
場 所:屋根
向 き:南
祭礼日:正月・月次祭(1日)・梵天祭(6月)・八幡社祭礼(7月)・秋葉祭(12月)
氏神社:八幡社
地 図西区の屋根神さま所在地(Google Map)
メ モ:<写真左>旧型、<写真右>新型

・09年12月16日
 秋b歳に訪れました。午後4時ころから組内の方が出てこられ、火を焚く篭を準備し、社にはしごをかけてお札を交換しました。お供えには餅や果物が隣組の軒数分並べられ、すべての準備が終わると火をつけました。20分くらいで終了ですが、屋根の神さまの下で火を焚くという行為は秋葉祭といえど、現在ではあまり見られなくなりました。貴重な風景を見せていただきました。
091216西区枇杷島cl1









・07年12月16日

071216biwajima1biwajima






・02年07月13日
 八幡社の天王夏祭りに合わせて屋根神さまもおまつりする。
 当日はあいにくの雨模様だが、朝8時半ころに現地に向かうと、先日屋根神さまの話を聞かせて下さったおばあさんがみえたので準備の有無を尋ねる。雨だが軒下なら提灯を飾ることができるとのことなので、ひと安心する。その後、先日梵天祭の時に撮った写真を見てもらったが、一人で見るのがもったいないと、近所の方(同じ組内の方だと思う)を呼びにいかれた。そして私が写真を撮っているむねを話すと、今は行わなくなった屋根の上での飾り付けをやってもいいといって下さったので、大変ありがたかった。前述した通り、今こちらの組では屋根の上での飾り付けは行っていない。その理由については屋根神さまをまつっている他地域と同じく、高所での作業の危険性と高齢化があげられる。しかし、昔からまつってきたものであるので簡単になくすことはできず、また愛着のようなものもあるのだろう。今年の秋の例大祭時にはやぐらを組んで下さるとのことである。9月28、29日に行う。
 なお、お供物は通常の海のもの、山のものではなく、メロンとお餅が供えられていた。この時期のお祭りではおさがりを組内に配ることから果物を2種類用意するらしいのだが、今年は久しぶりにお餅を用意したのだそうだ。またはじめてみる提灯は、一般的に見かける神社の社名が書かれたものではなく、津島神社と八幡社の神紋が書かれているものを新しく作ってもらったという木わくに結んでクーラーの室外機にひもで結んで取り付けてあった。そのため他の屋根神祭祀で見られるように、木わくにフックをつければ簡単に取り付けることができると提案した。木わくを使って提灯をまつるのは昨年10月に続いて今回が2回目だ。提灯の張り替えもそろそろやらなくてはいけないので、岐阜まで行こうか考えている。神具の類いは豊川稲荷の門前で購入している。

 12月16日の秋葉祭の際には、皆で熱田円通寺にお参りに行き、その後、社殿の前で篝火を行う。時間的には3時から4時の間。



・02年06月29日

 屋根神さまがまつられているお宅の方に話を聞く。
 祭神は秋葉神社、熱田神宮、津島神社の3社だが、最初は熱田さんと津島さんの2社だけと言っていた。しかし、7月の町内祭前までに津島神社に、また12月16日に町内で秋葉山円通寺と熱田神宮にお参りに行き札を受けてくるということから、3社をまつっていることが分かった。現在は美濃路を挟み組内5軒で当番を回している。昔は8から9軒ほどあったのだが、現在は5軒まで減ったので、当番は1年に2回は回ってくる。月次祭も往時は毎月1日、15日に行っていたが、現在では毎月1日のみ行っている。提灯の飾りは月次祭時にはなく、年2回のお祭り時、天王祭(夏祭)=7月13、14日と例大祭(秋祭)=9月28、29日(いずれも現在は土、日に行う)の2回に釣り下げ式の提灯2個を下げる。ちなみについ最近までは屋根上の社殿にやぐらをもうけ、紋入の提灯を9つ飾ったが、提灯が古くなったこと、準備をできる人がいないこと(高齢化)などの理由で現在では行っておらず、釣り下げ式にと簡素化した。西批杷島では見られるが名古屋市内では珍しい祭祀方法を行っていたところだけに惜しい。
 また枇杷島八幡社の梵天祭の時にもお供えをおこなう。以前は八幡社を出発した一団が屋根神さまの前でお参りをした(注:現在もしている)。今年は6月29、30日(本祭)に行われ、月次祭以外のお供えを行っていた。
 札受けに関しては一度に3社の札を受けに行くパターンが多いようだが、こちらでは7月に津島神社、12月に熱田神宮、秋葉神社(円通寺)を受ける。その際、社殿にはしごをかけて扉を開けて札をおさめるのだが、それ以外の日に扉をあけることはないようだ。しかし、月次祭のときぐらいは開けてはどうかという提案に、考えてみてもいいとのことだった。
 社殿は昨年の記録にもあるように、ガラス扉のものから木の扉のものに替わった。これに関しては神様なのにガラスだと中が丸見えであり、かなり傷んでいたので大工さんに頼み修理した。それ以外にもやはり昔から祭っているものであり、これからもいつまで続くか分からないがずっとお守りしたいという信仰心から新しくしたのではないだろうか。社殿自体は100年以上たっている。もとは隣の電器店の上にあったが、改築により現位置に移った。
 お供えは社殿の真下に折り畳み式の机を出してお神酒、榊、野菜、昆布などをまつっており、屋根上の社殿にはまつっていない。

・01年11月04日
 ガラス扉から木製の扉に変わっていた。その他美濃路街づくり委員の屋根神説明札がかかっている。

【屋根神】西区枇杷島/廃社

西-廃社:枇杷島






西-廃社
所在地:名古屋市西区枇杷島
    Nagoya-shi nishiku biwajima
祭 神:秋葉・熱田・津島
場 所:美濃路沿屋根
向 き:南
地 図
祭礼日:正月・月次祭
氏神社
メ モ:廃社

【屋根神】西区枇杷島/廃社

西-廃社:枇杷島








西-廃社
所在地:名古屋市西区枇杷島
    Nagoya-shi nishiku biwajima
祭 神:秋葉・熱田・津島
場 所:軒下
向 き:南
地 図
祭礼日:月次祭
氏神社
メ モ:廃社

【屋根神】西区枇杷島/西-52

西-52












西-52
所在地:名古屋市西区枇杷島
    Nagoya-shi Nishi-ku biwajima
祭 神:秋葉・熱田・津島
場 所:木製脚上
向 き:東
祭礼日:正月・月次祭・秋葉祭
氏神社
地 図西区の屋根神さま所在地(Google Map)
メ モ:秋葉神社が主神。
カテゴリ
最近のコメント
RSS
ブログについて
FATBIKEというタイヤの太い自転車に乗って延喜式内社を訪ねる旅に出ています。屋根神さまから式内社へ。自転車に乗って神社を訪ね、写真を撮りブログを書く、そんな楽しみに浸る毎日です!
ライブドア 天気
管理人紹介
1973年7月生まれ。以前は名古屋や愛知県の屋根神さまを探しては写真に残していたが、2015年に岡谷公二著「神社の起源と古代朝鮮」に触発されて敦賀市の式内白城神社を訪れたことから式内社に関心を持つ。現在は介護の現場で働く傍ら、各地の式内社をFATBIKEに乗って訪ねる日々を送っている。
お願い
◆お問合せ、ご質問、取材などご連絡はコメント欄へお願いします。後ほどご連絡差し上げます。


◇ ◇ ◇


◆当ブログの写真や図、文章等の無断転用・転載を禁止します。
お知らせ
2016年8月現在、屋根神さまの残存確認は行っておらず、「市内屋根神所在地一覧」(2006年作成)に掲載されている屋根神さまのうちすでに消滅したお社もあると思われます。今のところ内容を更新する予定はありませんので、屋根神さまを訪ねる際は消滅したお社があることをご承知おきいただいた上で、「参考資料」としてご活用いただければと思います。
  • ライブドアブログ