名古屋発! 町の神さま考

FATBIKEで巡る古社巡礼の旅...

FATBIKE古社巡礼!

【FATBIKE古社巡礼!】出雲國神門郡・佐志武神社。

祭神の建甕槌命は国譲りの際ここに降り立ち杵築に向かって進んだことから、ススムがサシムになったとか。本殿が鎮座するのは高台の広々とした境内。神社から近い砂浜へ。韓国からの漂着物が多く半島との距離の近さを実感。とはいえゴミなので感心ばかりしてはいられないが。

【FATBIKE古社巡礼!】出雲國神門郡・阿彌神社。

社名アネノカミノヤシロは地名の姉谷が由来。風土記でも阿如の社はアネと読む。山裾の境内へは石段を上がり笠木なき鳥居様の注連柱をくぐる。入口鳥居から拝殿まで78歩。地名である「姉」が天照大御神を連想させ現在の祭神となったそうだ。確かに記紀では素戔嗚尊の姉神だが。

【FATBIKE古社巡礼!】出雲國神門郡・彌久賀神社。

どことなく新しさが残る拝殿まで90歩。祭神は天之御中主神だが、僕の目を捉えたのは末社である神々の悩ましいお姿。神御祖ノ社では諾・冉両神として男根女陰をまつり、地面から生えた木の先端を男根形に加工しそびえ立つのは神御椎ノ社のご神体。どちらもご利益ありそう。

【FATBIKE古社巡礼!】出雲國出雲郡・阿吾神社。

もう一社行けば翌日が楽という気持ちで訪ねた。「阿吾=吾子」との社名から子守の神として信仰されている。「六社両宮・一畑」と刻まれた常夜灯に手を合わせ鳥居をくぐり、拝殿まで70歩。大社がある出雲郡にありながら祭神は天つ神。出雲の神に取り込まれた、ということか。

【FATBIKE古社巡礼!】出雲國出雲郡・立虫神社。

斐伊川が郷を流れる河内郷に鎮座していた立虫神社。略記には洪水による流路変更の影響で寛文十年、万九千神社に遷宮され現在に至るとある。鳥居をくぐり真正面の拝殿まで21歩。後方に回ると同じ境内にあって石が御神体である神代神社とは違い、大社造の本殿がまつられている。

【FATBIKE古社巡礼!】出雲國出雲郡・波知神社。

「記云波禰社、式云波知神社」神社の鎮座地名は羽根だから「記」〜「式」間に社名変更があったのか。鳥居をくぐり丘の上の境内へ。拝殿まで85歩。参拝を終えたとき「やりゃーいいがね」と近隣から聞こえた言葉に名古屋弁?と驚く。出雲弁との共通点か。波知神社の二大不思議。

【FATBIKE古社巡礼!】出雲國出雲郡・伊甚神社。

宍道湖を南に下り、田起こしするトラクターの姿を横目に緩やかな坂道を上っていく。鳥居をくぐり50歩先、真正面の拝殿で手を合わせる。「宍道神社巡拝スタンプラリー」の用紙に「伊」の文字を押す。維新以前は遷宮のたび出雲大社から古材を受ける関係があったとは用紙の説明。

【FATBIKE古社巡礼!】出雲國出雲郡・御井神社。

境内を囲む田んぼからはにぎやかしいカエルの鳴き声。対照的に神社に伝わるエピソードは切ないものだ。八上姐大神は大国主命の子を身ごもるが正妻の存在を知り直江の里で御子を産んだ。三か所の井戸で産湯させ木の俣にあずけて自身は因幡に帰った。御子の名は木俣大神という。

【FATBIKE古社巡礼!】出雲國出雲郡・加毛利神社。

心地よい風が森を吹き抜ける。本殿で手を合わせるが何か物足りない。そうだ鳥居がない。日向から船で船子山に到着した天つ神、天津日高彦火火出見命が祭神。命をまつるからには国つ神である大国主命の出雲大社より大きな鳥居でなくてはならないと。由緒が語る鳥居なき理由。

【FATBIKE古社巡礼!】出雲國出雲郡・久武神社。

ゴーッと勢いよく流れる用水を渡り久武神社の境内に出た。拝殿後方、木々を背景に石垣の上に鎮座する本殿。入口から石段を上がり150歩。三、四回遷座をへて江戸中期に現位置へ。国・郡・郷と「出雲」が三つつくことと関係あるのか知らないが、雲神社とも呼ばれていたらしい。
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ブログについて
FATBIKEというタイヤの太い自転車に乗って延喜式内社を訪ねる旅に出ています。屋根神さまから式内社へ。自転車に乗って神社を訪ね、写真を撮りブログを書く、そんな楽しみに浸る毎日です!
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管理人紹介
1973年7月生まれ。以前は名古屋や愛知県の屋根神さまを探しては写真に残していたが、2015年に岡谷公二著「神社の起源と古代朝鮮」に触発されて敦賀市の式内白城神社を訪れたことから式内社に関心を持つ。現在は介護の現場で働く傍ら、各地の式内社をFATBIKEに乗って訪ねる日々を送っている。
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2016年8月現在、屋根神さまの残存確認は行っておらず、「市内屋根神所在地一覧」(2006年作成)に掲載されている屋根神さまのうちすでに消滅したお社もあると思われます。今のところ内容を更新する予定はありませんので、屋根神さまを訪ねる際は消滅したお社があることをご承知おきいただいた上で、「参考資料」としてご活用いただければと思います。
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