名古屋発! 町の神さま考

FATBIKEで巡る古社巡礼の旅...

隠岐国

【FATBIKE古社巡礼!】隠岐國穏地郡・水若酢命神社。

隠岐の名神大社は四社。出雲二、因幡一、石見・伯耆はないので周辺でも突出。当社は名神大社にして一宮。気候のせいか苔むした茅葺本殿に古社の風格を感じ手を合わせる。玉若酢命神社同様、境内に古墳。東側の前方後円墳に近づくと口を露出した横穴式石室が迎えてくれる。

【FATBIKE古社巡礼!】隠岐國周吉郡・玉若酢命神社。

祭神の玉若酢命は水若酢神社の水若酢命とともに隠岐の開拓祖神とされる。玉と水の違いはあれど「若酢」という言葉に共通する意味があるのだろう。茅葺きの本殿に手を合わせてから古墳群になっている境内右側の丘を上る。十五基の古墳中、頂きの8号墳は唯一の前方後円墳。

【FATBIKE古社巡礼!】隠岐國周吉郡・水祖神社。

拝殿前でゲームを楽しむ子どもを横目に、境内後方に向かって階段を登った。神社は島後の玄関口、西郷港から近い。拝本殿後方のこんもりとした小山は「天神古墳」という名の円墳。祭神は罔象女神と菅原道真公だけど、墳頂から神社を俯瞰すると古墳の被葬者が祭神のような気も。

【FATBIKE古社巡礼!】隠岐國周吉郡・賀茂那備神社。

島後南西部、入江の奥に広がる加茂地区。神社は海に近く鳥居から拝殿まで45歩。広くない境内は村の鎮守といった印象。かもなひという社名から神奈備を連想するが、祭神は上賀茂神社と同じ別雷神。西郷から上り下りのある道をひいこら走るも視界には常にマリンブルーの海。

【FATBIKE古社巡礼!】隠岐國海部郡・奈伎良比賣命神社。

島前島後合わせて社名=祭神の神社は十一社。海を渡って来た人々が神さまをお連れしたのか。神社も海を向いているだけに想像力をかき立てられる。拝殿手前に狛犬の如く鎮座する直径70cmほどの球形物体。ロシア製の機雷らしいが、海つながりでもこちらは遠慮願いたい。

【FATBIKE古社巡礼!】隠岐國知夫郡・眞氣命神社。

湾を望む一ノ鳥居とは対照的に神社は民家の横を通り抜けた山中に鎮座。未舗装路の先、銅板葺の鳥居をくぐると石段が境内へと誘う。左手に広い竹藪があるせいか方々から細いタケノコが伸びていた。森のなかに迷い込んだ感のある境内だが、フェリーの汽笛に海の近さを実感。

【FATBIKE古社巡礼!】隠岐國知夫郡・海神社二座。

別府港から東に向かう道路沿い、海神社という社名が似合う湾を望む立地。一ノ鳥居から拝殿まで153歩。掃除が行き届いた境内に吹くのは爽やかな海風。僕は見なかったが神社後方の社叢に古墳があるそうだ。そういえば境内に入る前、道路端の茂みからつがいのキジが出てきた。

【FATBIKE古社巡礼!】隠岐國知夫郡・大山神社。

連絡船下船後、港から国道へ。早速の上り坂に気が萎えるもすぐに下り坂。颯爽と下ると左手には社叢に囲まれた境内。鳥居をくぐり高台に建つ拝殿へ。そこでふと隠岐に着いてから地元の酒を飲んでないことに気づく。運よく隣はスーパー。夜の楽しみにと隠岐誉のカップ酒を購入。

【FATBIKE古社巡礼!】隠岐國知夫郡・由良比女神社。

島前で逗留した宿の床の間の掛け軸には女神に群がるイカが描かれている。女神とは由良比女神社の祭神、由良比女命。神社は港近くの丘の麓に鎮座し境内前方のイカ寄せの浜には十月にイカが集まる。「昔は本当に多くてキュッキュッとイカの鳴き声がした」と民宿のお母さん。
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FATBIKEというタイヤの太い自転車に乗って延喜式内社を訪ねる旅に出ています。屋根神さまから式内社へ。自転車に乗って神社を訪ね、写真を撮りブログを書く、そんな楽しみに浸る毎日です!
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1973年7月生まれ。以前は名古屋や愛知県の屋根神さまを探しては写真に残していたが、2015年に岡谷公二著「神社の起源と古代朝鮮」に触発されて敦賀市の式内白城神社を訪れたことから式内社に関心を持つ。現在は介護の現場で働く傍ら、各地の式内社をFATBIKEに乗って訪ねる日々を送っている。
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2016年8月現在、屋根神さまの残存確認は行っておらず、「市内屋根神所在地一覧」(2006年作成)に掲載されている屋根神さまのうちすでに消滅したお社もあると思われます。今のところ内容を更新する予定はありませんので、屋根神さまを訪ねる際は消滅したお社があることをご承知おきいただいた上で、「参考資料」としてご活用いただければと思います。
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