名古屋発! 町の神さま考

FATBIKEで巡る古社巡礼の旅...

FATBIKE古社巡礼!

【FATBIKE古社巡礼!】出雲國飯石郡@川邊神社。

両手に山を臨む斐伊川沿いの道を走り湾曲した川の内側に鎮座する神社へ。小鳥のさえずりが耳に心地よく清々しい気持ち。久志伊奈大美等與麻奴良比賣命が出産場所を探した折、この地を訪れ奥深い谷を意味する「久々麻志枳谷在り」といった。久々麻志枳が熊となり郷名の熊谷に。

【FATBIKE古社巡礼!】出雲國飯石郡@須佐神社。

雨上がりのしっとりとした境内。鳥居をくぐって拝殿まで進みなかをのぞくとお祓いの真っ最中。聞こえてきた祝詞は須佐之男命による八岐大蛇退治を物語る。静かに柏手を打ち本殿後方に向かうと立派な大杉がそびえる。その昔、加賀藩が所望するも須佐国造が断った御神木である。

【FATBIKE古社巡礼!】出雲國飯石郡@飯石神社。

えらくスッキリした境内というのが第一印象。他社で見られる灯籠や狛犬、随神門、さらに注連縄もない。横を流れる小川との間に立ち並ぶ杉がスッキリ感を高める。入口鳥居から拝殿まで90歩。本殿奥の玉垣内に鎮座する半円状の石が祭神である伊毘志都幣命が天降ったという飯石。

【FATBIKE古社巡礼!】出雲國飯石郡・多倍神社。

鳥居と隋神門をくぐる。まず視界に入るのは、杉や銀杏など背の高い木々の間に破風を広げる拝殿。参拝後、本殿後方に回ると玉垣内に二つの岩が重なるように鎮座していた。須佐之男命が鬼の大将を退治、その首を埋めた場所にフタとして置かれた岩なので「首岩」と呼ばれている。

【FATBIKE古社巡礼!】出雲國飯石郡・三屋神社。

大注連縄を吊した拝殿と大社造の本殿。その周囲に配された摂社群。典型的な出雲の神社の境内。参拝を終え境内北側の小道を上がっていくと松本古墳群にたどり着く。1号墳と3号墳は古墳時代前期の前方後方墳。三屋神社は延喜以前、1号墳の上に社殿を設けていたというから驚き。

【FATBIKE古社巡礼!】出雲國神門郡・阿須利神社。

高瀬川沿いを走っていると境内の松が次第に大きく見えてきた。拝殿手前に立つその松は社叢に紛れず孤高の存在。ところで松の次に背が高い杉には酒の神でもある三輪神社がまつられている。ちなみに社名のアスリは韓国語で酒を意味する술(スル)が語源という説もあるそうだ。

【FATBIKE古社巡礼!】出雲國神門郡・比那神社。

参道の境内寄りに立つ鳥居から拝殿まで37歩。その後方に板塀で囲われた本殿と台座の上に御幣が供えられた自然石が二体。社名の比那は姫に通ずるのか神社が鎮座する場所は姫原町である。飲酒運転追放の幟を立てていた氏子さんがキャンペーンに出かけ、境内には静けさが戻った。

【FATBIKE古社巡礼!】出雲國神門郡・鹽冶神社。

「鹽冶」は地名でエンヤ、社名でヤムヤと読む。丘陵上の鹽冶神社は元々八幡宮。鹽冶比古神社が相殿だった関係で延喜式の鹽冶系神社四社を合祀してるそう。鳥居をくぐり拝殿まで125歩。神社と指呼の距離である上塩冶築山古墳では自転車のライトを照らして石室内をのぞき見た。

【FATBIKE古社巡礼!】出雲國神門郡・富能加神社。

神社の到着を待ってたかのように雨が降ってきた。予報は晴れだからしばらくの我慢だが、追い打ちをかけるのが急な石段。ため息つきながら上がっていき随神門をくぐると遷宮されたばかりの建物はどれも新しかった。記帳ノートをめくると全国から参拝者が訪ねる神社のようだ。

【FATBIKE古社巡礼!】出雲國神門郡@久奈為神社。

山上の境内から眺める出雲平野。空の青と山の緑を背景に出雲ドームの白い姿が印象的だった。久奈為神社が鎮座したのは奈良朝以前。その後、風土記の不在神祇官社・久奈子の社二社が当地に移り久留須三社と呼ばれたものの後者に社名を奪われ、いまは久奈子神社となっている。
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ブログについて
FATBIKEというタイヤの太い自転車に乗って延喜式内社を訪ねる旅に出ています。屋根神さまから式内社へ。自転車に乗って神社を訪ね、写真を撮りブログを書く、そんな楽しみに浸る毎日です!
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管理人紹介
1973年7月生まれ。以前は名古屋や愛知県の屋根神さまを探しては写真に残していたが、2015年に岡谷公二著「神社の起源と古代朝鮮」に触発されて敦賀市の式内白城神社を訪れたことから式内社に関心を持つ。現在は介護の現場で働く傍ら、各地の式内社をFATBIKEに乗って訪ねる日々を送っている。
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2016年8月現在、屋根神さまの残存確認は行っておらず、「市内屋根神所在地一覧」(2006年作成)に掲載されている屋根神さまのうちすでに消滅したお社もあると思われます。今のところ内容を更新する予定はありませんので、屋根神さまを訪ねる際は消滅したお社があることをご承知おきいただいた上で、「参考資料」としてご活用いただければと思います。
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